
お釈迦(しゃか)様の弟子で,遠い未来,釈迦如来(しゃかにょらい)の次の如来(最も偉い仏)として救ってくれる存在。現在は天上で神様を相手に説法(せっぽう)をしつつ修行中なのだそうです。
ただ,お釈迦様の予言によると,そこでの修行を終え,弥勒菩薩が弥勒如来となって現世にあらわれるのは,56億7000万年後とのこと。
すごいです,お釈迦様。ノストラダ○スとは比べ物にならないスケールの大きさ!
それにしても本人は生まれたときには「天上天下唯我独尊!」なんて叫んでいきなり大物ぶりを見せつける気の短さだったのに,その弟子はえらくのんびりしてくれます。ここらへんが,格の違いなんでしょうか。
で,この弥勒菩薩,日本の仏像ではいつも半跏思惟(はんかしい=腰を降ろして足を組み,頬(ほお)に手をあてて考え込む姿)の姿です。あんまり信心深くない身からすれば,「とっとと立ち上がって降りてこんかい!」と言いたくもなります。
ただ,さすがに「その間はじっと待っていてね」ではマズイと思ったのか,仏教はちゃんとフォローを考えてくれています。その56億7000年の間は,地蔵菩薩(いわゆる「お地蔵様」)が人々を救ってくれるということになりました。ありがとう,お地蔵様。