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■空也上人■
くうやしょうにん



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 空也上人(903年に生まれ,972年,没。「上人」というのは偉いお坊さんにつける尊称)は,天皇の皇子という高貴な身分にありながら,自ら彫(ほ)った仏像を引いて街中を念仏を唱えて歩き,寄付を集めて井戸を掘り,橋を架(か)け,人々の中に入って仏の教えを広めた高僧です。

 空也上人にまつわる伝説として,「その唱える念仏が六体の阿弥陀如来(あみだにょらい)の姿となってあらわれた」というものがあり,京都・六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)にその姿を描いた仏像があります(⇒参照)。・・・その業績にふさわしい,実に親しみの持てる像であるといえるでしょう。

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