
こーんな怖い顔をしてますが、愛染明王は縁結びの仏さま,恋愛の守護者として信仰されています。
「愛染」というのは仏教用語で「人や物に引きつけられ、執着(しゅうちゃく)すること。特に、男女の愛欲にとらわれること」(大辞林・第二版)なのだそうで,真っ赤なお姿はそうした煩悩(ぼんのう)の象徴なのだとか。
そして,愛染明王はそうした欲望を否定したり押さえつけることなく,浄化(じょうか)し正しい方向へ向かわせることによって,そのまま「菩提心(ぼだいしん)」=迷いを捨てた悟(さと)りを求める心に変えてくれるとのこと。
そう,愛欲にまみれてまみれてどろどろになっている人生であればあるほど,その分だけ悟りに近づいていたのかもしれません。ありがたい話ですね。
その都合のよさは、正に「仏さまのよーな」ものといえそうです。